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ウエッブジャーナル日本海 通巻15号-臨時版-[2001/12/20]
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≪今号の記事≫
  • コンピュータウイルスについて(厳重注意)


  • コンピュータウイルスについて(厳重注意)
    メールによって感染するコンピュータウイルスの問合せやご相談 などが沢山いただくようになりました。

    これからの季節 クリスマスメールや年賀状メールが飛び交い、 添付ファイル付メールが定型の文章を伴って流れることと思いま す。
    知人から届いた楽しそうなメール! つい開いてしまうそうですが、、、◆ちょっと待って◆

    これまでのウイルスメールは、メールの表題が意味不明であった り「I LOVE YOU」など英語で書かれているなど、メールがウイル スに感染していると察知することができました。
    これは、コンピュータウイルスが海外、特に英語圏で作られるこ とが多く、言い換えればコンピュータウイルスが日本語に対応し ていないためです。

    しかし日本語に対応したコンピュータウイルスの出現、例えば知 人から「重要なお知らせ」とあるメールが届いた時、コンピュー タウイルスでないと判断することはできるでしょうか。
    日本語対応ウイルスは、間違いなく最悪の被害をもたらすことは 想像に難くありません。

    日本語に対応したウイルスメールにも備えるためにも、無粋では ありますが、様々な企画に踊らさせることなく、これからの時期 は最もウイルスメールに厳重な注意が必要です。

    メールを安全に利用するポイントをまとめてみました。少々長文 となっておりますが、是非お読みいただき快適なインターネット 環境となられることを期待しております。



    コンピュータウイルスとは
     コンピュータウイルスとは、コンピュータを誤動作させたり破壊 したりするなどの悪影響を及ぼすプログラムです。 コンピュータウイルスによっては、自分自身を勝手に他のプログ ラムファイルにコピーしたり、自己増殖する機能を備えており、 電子メールやフロッピーディスクなどデータのやりとりで他のコ ンピュータに感染することもあります。 あたかも病原菌のように感染していくことからコンピュータウイ ルスと呼ばれています。
    ウイルスの感染経路
     最近の被害は、電子メールに添付されたファイルを開くことによ って感染するものが最も多いようです。 また、ホームページからダウンロードしたファイルを開くまたは、 ホームページを見るだけで感染する場合もあります。

    ウイルスの感染予防方法
     コンピュータウイルスは、正しい情報と正しい処理をすることで 被害を防ぐことが可能です。

    ウイルスの関する情報を定期的に確認(※参照)したり、利用し ているプログラム(ブラウザ・メールソフト)に関するセキュリ ティー(アップデート)情報をチェックすることが必要です。

    さらに、コンピュータウイルスを排除、動作防止をしてくれるコ ンピュータウイルスのワクチンソフトの導入は、より安全なイン ターネット環境となるでしょう。

    電子メール(その添付ファイル)を介した感染には、次のことが まず自衛策として有効です。
    1. 差出人がはっきりしない心当たりのない電子メールは開かない。
       特に添付ファイルが付いているメールは、基本的に開かずにメールごと削除する。


    2. コンピュータウイルスの種類によっては 知人からの電子メールを装うものがある。
       メール送信者の意思とは関係なくコンピュータウイルスによっ  て送られてくるメール、特に、メールの表題(サブジェクト)が意味不明の文字列である場合は、まず間違いなくコンピュータウイルスが勝手に送信したウイルス付きのメールと考えてよい。  基本的に開かずにメールごと削除する。


    3. 少なくとも利用しているメールソフト等のセキュリティ対策が  最新かつ万全であればメールを表示しただけでウイルスに感染  することはほぼないと考えられる。
       この場合、添付ファイルの内容がわからない、例えばメール本  文にその記述がないなどの場合では、メール送信者に問い合わ  せ、添付ファイルの安全を確認するまで絶対に開かないことが  大切である。


    4. メールを受信する側の予防策以外に、送信側としての予防策配  慮を考えてみる。
       メール送信先が、基本的な自衛策を実行している電子メールユーザーであれば、 上記 2.3.のようなメールは、まず読むことはなく、添付ファイルが付いていたとしても絶対に開くことはないと想像できる。

       メールを送信する場合、
         
      1. 表題を意味不明な文字としないため 正しくメールソフトを設定する。
      2.  
      3. メールの用件が想像できる簡単明瞭で意味のある表題を書く。
      4.  
      5. 重要なメールではウイルスメールとご認識されやすいHTMLメールとしない。
      6.  
      7. メール本文に文字として記述できるものは、できるだけ添付ファイルとせず本文に記述する。
      8.  
      9. 必要なファイルを添付する場合は、メール本文に添付されるファイル内容、形式、添付ファイル数、添付ファイル名のリストを記述する。
        添付ファイルを明確にしておくことで、添付ファイルをメール受信者が開くことが期待できる。
      10.  
      11. 複数のファイルや容量の大きいファイルを添付してメールする場合、圧縮ソフトの利用は有効であるが、自己解凍形式にしない。
        これは、自己解凍は一種のプログラムであり、それ自身がコンピュータウイルスの温床となる場合がある。
       
    5. その他
      • 信頼でき(そうに)ないホームページから、むやみにソフトフェアをダウンロードしない。コンピュータウイルス以外の被害の可能性もある。(ダイアルQ2、国際電話)
      • ウイルスワクチンソフトを導入し、下記を定期的に行う。
        • コンピュータのウイルスチェックを行う。
        • 最新のウイルス対策情報となるよう更新をする。
        特に感染力が強力なコンピュータウイルスでは、情報更新の周期より早く流行する場合がる。この場合は、前述の自衛策が有効なものとなる。


    コンピュータウイルスとメーリングリスト
    これまでも書いたように、コンピュータウイルスは電子メールを使 って自己増殖するものが増えてきています。コンピュータウイルスによる感染したメール送信のメール先は、以 下の情報を利用してメール送信されています。
    1. アドレス帳に掲載されているメールアドレス。
    2. メールソフトで未読メールとなっている送信元のアドレス。
    3. ホームページを閲覧した際に、コンピュータ内に一時的に保存される情報(キャッシュ)を解析して、その中に含まれているメールアドレス。
    多くのメールを同時に配信する仕組みであるメーリングリストが、コンピュータウイルスメールを配信する可能性について考えてみます。

    前提条件として、一般的なメーリグリストでメンバーとして登録されたメールアドレスからのみ配信されるように正しく設定運営されているメーリングリストを前提とします。

    1.の場合
     アドレス帳にメーリングリストが登録され、かつ、そのウイルスが送信するメール送信元情報が、メーリングリストのアドレスと同一となった場合のみ、メーリングリストに配信される可能性がある。  バッドトランス系のウイルスでは、特定メールソフトを感染の標的としているものの 意図的に送信元情報を変更することでメーリングリストへの配信を回避するようにしている場合もある。

    2.の場合
     メーリングリストから配信されるメールへの返信は、通常Reply-To情報により 返信先が指定されている。一方ウイルスは From宛にメール送信するため、メーリングリストへ 返信されることはない。

    3.の場合
     偶然 メーリングリストの投稿用メールアドレスが記述されたホームページを閲覧し、ウイルスが偶然そのメールアドレスを送信先と選ばない限り送信されることはない。この確率は非常に低いものと 考えられ、さらに、メンバーに登録されているメールアドレスから の投稿でない場合メーリングリストに配信されることはない。


    以上、正しく設定運営されているメーリングリストでウイルスメールが配信される可能があるのは、1.の場合と、かなり低い確率で3.の場合となります。

    現状、コンピュータウイルスの背景もありメーリングリストに配信される確率は少ないと想像されますが、たとえ配信されたとしても、これまで書いた自衛策とワクチンソフトを利用していれば、メールによる感染は防ぐことが可能でしょう。

    メーリングリスト上でコンピュータウイルスを排除することも有効な手法ですが、特定のメーリングリストが、どんなに安全であっても、コンピュータウイルス感染の可能性は殆ど変わりません。
    繰り返しになりますが、コンピュータウイルスには ユーザー自身による自覚と対策(自衛策)とワクチンソフトが最も有効な方法なのです。

    ソンズ株式会社 http:/www.sonz.co.jp/
     鈴木尊善 suzuki@sonz.co.jp



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