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≪今号の記事≫
まちが美術館「とっとり手仕事ギャラリー」開催民芸品とは名もなき職人が作った工芸品で、陶磁器、染織、木工など多岐におよぶ民衆的工芸の謂いです。この民芸の精神の基本となるのが、民芸運動の創始者・柳宗悦の唱えた民芸論「特殊な高級な芸術品よりも、庶民の中から生まれた民芸品のほうがよほど健康で美しい」というものです。 今日、日本の機械生産による工業デザインの品々が消費や輸出を重視し人間性を失いつつある中で、民芸品はクラフトマンシップに溢れ、人間が無意識のうちに美を創造する"手仕事"から創られ生まれてくるものといえます。 20世紀という大量生産大量消費の時代から21世紀の環境文化という時代になった今、こうした手仕事による「民芸品」が非常に注目されています。山陰は昭和6年から始まった新作民芸発祥の地であり、鳥取市は全国でも有数の民芸品のコレクションを誇る吉田璋也(医師・民芸運動家 1898〜1972)が開いた『鳥取民芸美術舘』のある、民芸ゆかりの地でもあります。 そうした「手仕事」の集大成である民芸品を考える「日本民藝協会全国大会」(5月24日(金)・25日(土))が鳥取市で行なわれるのを契機に、鳥取市のまちづくりの一環として市民参加の「手仕事」に関連したイベントを行なうことになりました。それが今回、5月25日(土)〜6月2日(日)の計9日間にわたって開催する「まちが美術館・とっとり手仕事ギャラリー」です。鳥取市の中心市街地を「美術館」と見立て、鳥取県立博物館をはじめ市内のメインストリート・若桜街道沿いのギャラリーや商店街などの店、約70箇所で民芸品の展示を行ないます。 芸術品の展示というと「美術館」をはじめ限られた場所で展示公開することが一般的ですが、この「とっとり手仕事ギャラリー」では「庶民の中から生まれた民芸品のほうがよほど健康で美しい」という民芸の基本的な考えに立って、鳥取市の中心市街地の至るところで生の民芸品に触れながら、鳥取を楽しく"まちあるき"していただけるように心がけました。そして、このイベントを地元商店街などの協力のもと、市民参加型とすることで中心市街地の活性化の観点より一過性でない「鳥取のまちづくり」の一環となることも目的としています。
「わらべ館で売っている、このおもちゃに注目!!」
「お宝探偵団」などのマスコミの影響で、ブリキのおもちゃを集める趣味、というのはもはや確立され
た感がある。そういう私はと言えば「ブリキのおもちゃって良いな」とは思うのだが、「はまるといく
らでもはまりそうで怖い」と思って手を出していない。興味がないわけでもないのだが、いったんこん
なものに手を出すと、いくらでも散財してしまいそうで怖いのである。「ちょっと所有してみたいけれども、はまりたくない」 そういう私の前にちょうど良く現れたのが、今回紹介する(株)増田屋コーポレーションの「ミニ マ シーンマン」である。わらべ館で1,300円で売っているのを見つけて、思わず衝動買いをしてしまっ た。何と言ってもデザインが秀逸である。いかにも昔のイメージのロボットという感じが溢れている。 そして袴型というのがまた時代を感じさせる。これでジーーーーーーと動いていくところがとてもかわ いい。 この「ミニ マシーンマン」は、1950年代に増田屋からサンプル出荷された「マシーンマン」という ロボットの復刻版なのだそうだ。オリジナルの「マシーンマン」はこれよりももっと大きく電池で動く ようになっているらしい。世界で現存が確認されているのは5台だけで、そのうちの1台を、1996年に増 田屋と岡山の「おもちゃ王国」が共同で、42,550ドルでオークションで落札入手したという。それの復 刻版である「ミニ マシーンマン」は、オリジナルよりも小さく、ゼンマイ駆動となっている。腕や側 面や底部等にプラスチックが使われているのが残念だが、これはさすがに仕方がなかったのだろう。こ の値段で十分ブリキの質感を保持できる製品になっているのは評価できると思う。本格的なブリキのお もちゃを求める人には物足らないかもしれないが、私のような「にわか似非収集家」にはこれで十分で ある。 こういうブリキのロボットがジーーーーーーと動いていく様はなんとも言えないかわいさである。値 段も手ごろ。もし、わらべ館で売っているのを見かけたら、是非手にとって見ていただきたい一品だと 思う。
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